J-REITのリスク
カテゴリ: 資産運用
少ない金額で不動産投資をすることのできるJ-REITですが、投資商品なのでメリットだけでなくリスクももちろん伴います。
●価格変動のリスクJ-REITは市場に上場しているため、
市場の需要などの影響によって変動します。
預金や債券のように元本が保証されているわけではなく、
通常の株式と同様、株式市場全体の影響や不動産市況の影響も受けます。
また、各銘柄によって変動する要因は異なり、元本割れする可能性もあります。
実際に2008年10月に、日本初となる投資法人の民事再生法の申請をおこない、
上場廃止となった銘柄も存在します。
●収益分配のリスク
J-REITに投資した場合、投資家は決算ごとに分配金を受け取る権利を有しますが、
分配金は決して確定されたものではありません。
地震などの自然災害による建物の毀損やテナントの退去による稼働率の低下、
未納による賃料減額、物件の売却損など実際の不動産投資によるリスクによって
収益が低下し分配金が減少する可能性もあります。
分配金の比率が高くても、これでは意味がありません。
また、収益・利益自体が増加しても増資などにより1口当たりの
分配金が減少することもあり得ます。
J-REITは不動産投資のプロによって運用がおこなわれるから
高利回りが期待できる、などと安心してはいけません。
J-REITに投資する人は、実際に運用をおこなうわけではないので忘れがちですが、
あくまでも不動産に投資しているということを認識し、
不動産の市況などにも注目する必要もあります。
